ハイス加工の送り速度が2倍でも 安定した研削が可能で、高能率加工を実現

【課題】
ハイスの加工において、一層の高能率化を実現したい。送り速度を高めても、安定した研削加工ができることが必要。


【解決策】
砥粒の自生発刃作用をコントロールすることにより、品位・能率・寿命のバランスを最適化することで、安定的な研削加工を実現。

ハイス研削の送り速度2倍(30 ⇒ 60mm/min)を実現。

狙い値に対する誤差をミクロンレベルに抑えることを達成するとともに、研削焼け、うねりなどがほとんどなく良好な研削面を形成します。

ハイス加工の送り速度が2倍でも 安定した研削が可能で、高能率加工を実現 画像 ハイス加工の送り速度が2倍でも 安定した研削が可能で、高能率加工を実現 画像

送り速度を2倍にして他社製品(送り速度1/2)との電流負荷を比較

送り速度を2倍にして他社製品(送り速度1/2)との電流負荷を比較 画像

テスト条件

加工方法 : クリープフィード加工

       湿式アップカット

ワーク  : SKH-51HRC 5961

ワーク寸法: φ12x200mm(1セット8本加工)

砥石寸法 : 250D-32T-8X-127H

使用工具

鉄系材料・ハイス鋼用 「メタリスト」CBNメタルボンドホイール

ビトリファイドボンドに比べ熱伝導性が格段に高いメタルボンドを基調とすることで、砥石作用面での熱の影響を最小限に抑制

【対象加工素材】
・高速度工具鋼/ハイス鋼(SKH)
・ダイス鋼(SKD)
・焼入れ鋼材(炭素鋼)など

■切れ味の持続と長寿命を実現するとともに、被削材のヤケ発生を抑制

■一般砥石に比べて被削材に対する熱ストレスを低く抑えられるため被削材の耐疲労強度の低下を防止

■砥粒の損傷が少なく、適度な自生発刃作用により、ドレスインターバルを延ばせ、不稼働時間の低減に貢献