Japanes
English
Thai

case1

背景

アルミナはファインセラミックスの代表的な素材で、高い電気絶縁性や耐食性に優れ、エレクトロニクス用各種部品に使われています。

また、ダイヤモンドに次ぐ硬さを持つサファイアと同じ結晶の焼結体で、高い硬度を持ち、耐摩耗性に優れていることから、産業機械部品に幅広く使われています。このアルミナなど高硬度な難削材料を短い時間で高能率に加工する方法が求められてきました。

課題

加工の課題

アルミナの加工には、切れ味が良く加工面粗さが良好なレジンボンドホイールを使用するのが一般的です。

しかし、高硬度材料に砥粒が接触した時の衝撃により熱エネルギーが発生し、レジンボンドに作用してボンドの熱劣化が起こります。この熱劣化と衝撃により、砥粒の脱落や埋没が起こり、形状変化の進行が早く、寿命が短いのが課題です。

一方、一般的なメタルボンドホイールの場合には、粗加工として高能率な研削も可能ですが、加工時の熱による砥粒の摩滅摩耗が起こり、急速に切れ味が低下していきます。また、どちらのボンドも研削が進むにつれて表層の劣化や目詰まりが起こり研削抵抗が高くなると、切れ味が悪くなり、ドレッシングが必要になってしまいます。度重なるドレッシングは作業効率の低下につながります。
各種セラミックスの他にも、サファイア、石英、超硬合金、焼入れ鋼(刃物)などの加工においても同様の課題がみられます。

課題のポイント ・レジンボンドホイールは、ホイールの形状変化が速く、寿命が短い
・一般的なメタルボンドホイールは、摩滅摩耗によって切れ味が悪くなる
・頻繁にドレッシングが必要になり、作業効率が悪い
case_bt1